光輝く天の川

本日、7月7日。

織姫であること座のベガが、彦星であるわし座のアルタイルと一年に一度だけ会える七夕です。

とてもロマンチックですが、切なく悲しいお話ですね。

このベガ、アルタイル、デネブの3つの星をつないで夏の大三角形と言われていますが、織姫星であるベガがこの夏の大三角形の中でも一際明るく輝く星で、真夏のダイヤモンドに例えられる程美しい星です。


それは私がオーストラリアに行った時の出来事です。

その時の私はまるで探検にでも行くような、ちょっとワクワクした気持ちでいっぱいでした。

私の手にはしっかりと懐中電灯が握り締められていて、明かりが無い真っ暗な砂浜にサクサクと足をとられながら歩いていました。


立ち止まった瞬間、自分の目の前に広がる光景に私は呆然としました。
黒いベルベットの布の上に、ダイヤモンドがぎっしり入った宝石箱をひっくり返したような素晴らしい天の川が目前に広がっていたのです。.:*・゜..:*・゜.

天の川はとても美しく、やんわりと白い光を放ちながら、夜空にキラキラと輝いていました。.:*・゜..:*・゜.


なんて美しいんだろう。。。

こんなに美しい天の川は今迄見たことがありません。

私は感動しました。


織姫と彦星は数々の星の中でも特に明るい1等星なので、お天気が良い日には見ることが出来ますが、街の中では明かりが多過ぎて、この美しい天の川をかき消してしまうようです。

そうです、私の大好きな夜景も星空を眺めるのには邪魔な存在なのだと思うと、ちょっぴりショックでした。


今日のお天気が気になります。

どうか晴れますように。。。